顕微鏡法のメタデータをインポートして使う
モダリティ,記録装置,露出時間等,画像についての追加情報は,通常画像ファイルのメタデータに保存される.BioFormatsLinkは画像データおよびメタデータをWolfram言語にインポートするためにBio-Formatsライブラリとインタラクトするためのパッケージである.
パリのパスツール研究所のPFID ImagopôleのJean-Yves Tinevez氏によって提供された,マウスの腎臓切片のZip圧縮されたLeica LIFファイルをダウンロードして解凍する.
最初の画像列を3D立体としてインポートする.
画像の重ね合せを見る.
メタ情報を規則のリストとして抽出する.
OMEメタ情報をXML構造としてインポートする.
最初の画像列のボクセル関連の情報を,置換規則のリストとして抽出する.
,, 方向のボクセルサイズを,数量のリストとして構築する.
最初の画像列は誘導放出抑制顕微鏡法(STED)で得られたものである.ここではこのモダリティで使われたレーザー波長が抽出される.
適用されたレーザー波長のリストを構築する.
他にも,顕微鏡とフィルタの指定,取得日,データ,チャンネル符号化等,さまざまな情報を得ることができる.