新しいアイディアに焦点を当てる:Mathematica を使った画質分析
STMicroelectronics,シニアプリンシパルエンジニア,Fritz Lebowsky
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- 即座にアイディアのプロトタイプを作成・テストし,性能向上・コスト削減のソリューションを構築するための,他に類を見ないほど柔軟で直観的なプログラミング言語を提供する
- 発見したことを概念と結びつけることが容易になる動的な可視化を作成する
- ユーザはアルゴリズムの専門知識を持っていなくても,インテリジェントな自動化を適用し,信頼できる高品質の結果を配信することができる
チャレンジ
STMicroelectronicsは,高度な画像処理テクノロジーを備えた電子部品と半導体の世界的な製造会社です.STのシニアプリンシプルエンジニアであるFritz Lebowsky氏は,同社の製品開発者および顧客のニーズに基づいた新しい画質アルゴリズムを素早く開発,テスト,伝達する必要がありました.
解決策
Mathematica の高度なプログラミング言語は,計算パワー,ノートブックインターフェースと統合されているため,Lebowsky氏は迷わず Mathematica を選びました.「数学計算が非常に正確で,それを他の人が理解できる可視化された環境に変換できるツールは他にはありませんでした.」
Mathematica を使うことによって,氏の画像処理開発プロジェクトは大きく前進し,最新のカラー画像処理プロジェクトでは,コストは半分に抑えながら,性能を倍にしようとしています.氏は開発に関して次のように述べています.「私の研究人生の中で初めて,単純な非線形関数/次元をいくつか組み合せることで,今日の線形数学を画像処理に適用した場合の根本的な弱点を克服することができました.」
Lebowsky氏はこれまで数日あるいは数週間もかけて行っていた信頼できる動的アプリケーションの作成が,Mathematica を使うことで数分・数時間でできるようになりました.問題を即座にインタラクティブに探究できるということは,自分自身が理解するためだけでなく,上司や同僚に問題を説明するために重要なことだということです.「新しいアイディアをとても簡単で最適な方法で理解してもらえます」と氏は話しています.
Wolfram CDF Player を使うことによって,Lebowsky氏は自身が開発するインタラクティブツールを,トレーニングや調査用に世界中の同僚と共有することができます.