WOLFRAM

比較分析

Wolfram Enterprise Private Cloud (EPC)はお客様のインフラストラクチャにおけるコンポーネントに代ると同時に,ワークフローを向上させます.またEPCは企業の計算ソリューションに対する,非常に用途の広い拠点としての役割も果たします.ここではEPCがお客様のテクノロジーとアプリケーションにどのように適合するかを簡単にご説明します.

迅速なアプリケーション開発

EPCはRADの完全なワークフローの代りに使え,特に計算やデータの多いアプリケーションについては,即時配備まで実行することができます.既存のワークフローを発展させるために,EPCはライブデータ提供,高度な計算,ライブインターフェース,モダリティのレポートをすべてのデバイスに渡って繋ぐ役割を果たします.

モバイル:EPCから直接ホストする形で,既存のアプリケーションまたはWolframテクノロジーアプリケーションに接続するローカルおよびクラウドベースのインターフェース. デスクトップ:EPCから,従来のアプリケーションまたはドキュメントベースのインターフェースを直接提供.

計算およびデータ解析のサーバ

EPCは計算や統計のための多数のデスクトップツールやメインフレーム時代のルーチンのライブラリの代りとなります.また,使い慣れたコードベースのインタフェースを使っても使わなくても,EPCは計算や統計の既存のコードベースを補うのに最適です.EPCは多様なシステムや言語との接続性がすぐに利用できるからです.多くの組織にとって,企業計算の拠点は,計算やデータ解析へのアクセスを拡張する新しいインフラストラクチャコンポーネントです.

コードサーバ

EPCはWolfram言語の開発環境およびコードサーバとして使うことができます.通常企業での適用では,高度な計算を必要とするプロジェクトに対して,既存の低レベル言語のコードベースの上に構築するコードをEPCが供給することから始まります.Wolfram言語が浸透するにつれて,言語が提供するスピード,可読性,計算パワーによって,徐々に新しいプロジェクトがWolfram言語のみでコード化され,EPCを介して直接配信されるようになります.今日では,多くの組織が中央コード (あるいは関数/アルゴリズム)サーバは運用せずに,重要な変更を含め,常に維持管理されているローカルの配備やアップデートに依存しています.

ユーザインターフェースとインターフェース/ドキュメントの配信

EPCは,ライブで計算されるインタラクティブドキュメント,ダッシュボード,デスクトップやアプリケーションスタイルのソフトウェアのより簡単に構築できる代替物の拠点として,既存のインターフェースオプションを補います.EPCは実質的に機能を加えたり,クラウドアプリケーションインターフェースの代りとなったりすることができ,エンドユーザはブラウザだけでアクセスすることも,向上したレイテンシ性能を使うデスクトップを使うこともできます.

スケジュールされたレポート

EPCはクラウドベースでもデスクトップでも,スケジュールされたレポート生成,カスタムトリガによるレポート生成,オンデマンドのレポート生成の代りに,埋め込まれたライブ計算の独自の機能を含むレポート生成を提供します.レポートは,デスクトップとモバイルのどちらでも,ドキュメント,ダッシュボード,アプリのいずれかの形式で作成することができます.

低レベルシステムツールの代替ツール

EPCは,最新のクラウド環境におけるさまざまな低レベルシステムツールの代りに,高レベルのツールを提供します.

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