Wolfram Language Fast Introduction for Math Students
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入力

デスクトップあるいはWeb上のWolframノートブックに入力をタイプし,SHIFT+ENTERを押すと,計算が行われます:

In[1]:=
X
2 + 2
Out[1]=

In[n]とOut[n]のラベルは,入出力の順を追って付けられます.%の記号で直前の出力を参照することができます:

In[1]:=
Click for copyable input
1 + 2 + 3
Out[1]=
In[2]:=
Click for copyable input
% + 4
Out[2]=

計算を行うと表示されるサジェスチョンバーは,さらにどのような計算が行えるかを提案をしてくれます:

数学演算には,標準的な記号が使えます:

(掛け算には,「x」の記号の代りにスペースか「*」を使います.)
In[1]:=
Click for copyable input
5 + 2*3 - 7.5
Out[1]=

グループ化のレベルを示す場合には,中カッコや角カッコではなく,丸カッコを使います:

In[2]:=
Click for copyable input
((5 - 3)^(1 + 2))/4
Out[2]=

Wolfram言語には,約6,000個の組込み関数が含まれており,幅広い分野の数学を取り扱うことができます.

組込み関数の引数は,コンマで区切り,角カッコで囲みます:

In[1]:=
Click for copyable input
GCD[12, 15]
Out[1]=

どの関数を使ったらよいか分からない場合は,行の最初に=とタイプして自然言語入力を使ってみましょう:

In[2]:=
X
plot a sine curve
Out[2]=

リストは,項目の集合であり,{ ... }で表します:

In[1]:=
Click for copyable input
{1, 2, 3}
{x, y, z}

リストは順番に並べられます.リストには,数,変数,計算だけでなく,別のリストも含むことができます.

操作の多くは,要素ごとに適用されます:

In[2]:=
Click for copyable input
{1, 2, 3} + 2
Out[2]=

最初の要素を1として,[[ ... ]]を使ってリストを部分的に抽出することができます:

In[3]:=
Click for copyable input
{a, b, c, d}[[3]]
Out[3]=

Range等の関数を使うと,簡単にリストが構築できます:

In[1]:=
Click for copyable input
Range[10]
Out[1]=

参照:ノートブックでの計算の管理 »

参照:自由形式入力と外部入力 »

参照:リスト操作 »