Webアプリの構築と配備

Wolfram言語を使うと，簡単・迅速にプログラムをインタラクティブなWebアプリにすることができます．

クラウド配備

クラウド配備

Wolfram言語を使えば，コードをスタンドアロンのインタラクティブなWebページに簡単に変換して，プログラムを気軽に他の人と共有することができます．CloudDeploy関数を使ってコードをWolfram Researchのサーバ上で公開し，誰でもアクセスできるようにすることも，許可された人だけがアクセスできるようにすることも可能です．

この例では，分子の画像を識別するインタラクティブなプログラムを，公開Webページにします．

1. 公開するコンテンツを作成する．

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2. CloudDeploy関数を使ってクラウドに公開する．

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API

API

インタラクティブなWebページを配備する他に，コードをAPI（アプリケーションプログラミングインタフェース）にすることで，他のWebサイトやプログラミング言語でそのコードが使えるようにすることもできます．

1. APIFunctionを作成する．

2つの都市間の距離を返すAPIFunctionを作成します．

この例ではTravelDistanceはQuantityを返します．その結果にQuantityMagnitudeを適用して数値だけを抽出します．外部プログラムではこの方がQuantityよりも処理が簡単です．

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2. APIFunctionをWolfram Cloudに配備する．

この関数をPermissions → "Public"としてクラウドに配備し，誰でもこのAPIが使えるようにします．

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3. ブラウザからAPIをテストする．

ブラウザからAPIを呼び出して，APIが想定通りに動作することを確認します．APIを呼び出すURLを構築するためには，CloudDeployのCloudObject出力のURLを右クリックし，「アドレスをコピー」を選びます．

このURLをブラウザにペーストし，「?city1=Chicago&city2=Miami」のようなクエリ文字列を使ってAPI引数を指定します．

4. Wolfram言語以外からこのAPIを呼び出す．

PythonからこのAPIを呼び出すコードを取得します．

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