地理とGIS
Wolfram言語は地理と地理情報システム(GIS)のデータ,分析,可視化を統合します.
地理データ
組込みデータのインポート
地理関係のプロジェクトの第一歩は,多くの場合データを取得することです.Wolfram言語を使うと,以下の例のように,実体(エンティティ)を使って何百万件ものデータに簡単にアクセスすることができます.この例では,サンフランシスコの有名な建物のリストを返し,それぞれの建物の場所をプロットします.
外部データのインポート
Wolfram言語では,簡単に外部サービスに接続できます.この例ではロンドンのバイクシェアリングの場所に関するAPIを介してデータにアクセスします.
分析と可視化
地理分析
データを整えたら,地域間の距離を求める,ある地域のデータの密度を計算する,事象が起こるクラスタを見付ける等の分析が行えます.この例では,アメリカ合衆国のすべての州都の座標をプログラムで取得し,それらを通過する最短経路を計算し可視化します.
地理の可視化
地理関係の多くのプロジェクトの最終結果は地図になります.Wolfram言語には,インタラクティブ機能を含む多数の視覚的・機能的オプションが地図作成に関して用意されています.
この例では,ブラジルの各州を人口によって色付けして人口ヒートマップを作成します.
この例ではアメリカ全土の風のデータを取得し,その向きと強さを矢印としてベクトルプロットで表します.
Wolfram言語には地理的データを可視化するための方法が多数含まれています.どのようなプロジェクトについても,洞察に富んだインパクトの強い可視化が作成できます.
地点のベクトル値
地点の強度
地点の連結度
始めましょう
ラーニングリソース
ラーニングパス
ちょっと試してみたいと思いませんか?地理とGISに焦点を当てた実際のコードの例を試して,Wolfram言語がどのようなものかを体感してください.
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地理データを深く学ぶ
Wolframテクノロジーを使って地理とGISの分野で他にどのようなことができるかについて知りたい方は,「地理」のページをご覧ください.
- 概要
- ドキュメントと特化された関数
- オンラインクラスとその他のリソース
お勧めの製品
地理とGISに関心のある方には,こちらをお勧めします.
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